放射能を浴びた[X年後]

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【伊東監督 上映会トーク・講演レポート:2013.03.30-03.31】

カテゴリー:トピックス, レポート

 

■3/30(土)渋谷 アップリンク:アンコール上映

いよいよ開始したアンコール上映。
初日、上映前の舞台挨拶をする伊東監督。
短い時間でしたが、制作・公開への思いをお話しさせていただきました!

  

これから2週間(~4/12(金)まで)、毎日「X年後」が上映されます!

詳しい上映日程は→こちら

■3/30(土)六本木 国立新美術館:自主上映(日本美術会)

アップリンク初日と同日、都内別会場で自主上映&監督講演がありました!

 

毎年美術展を開催している日本美術会さんの期間中特別企画の上映&トーク。
監督はアップリンク初日舞台挨拶の後、急いで六本木に移動し、約1時間にわたり
講演&質疑応答をおこないました!会員の方々を中心に、一般の方も参加されました!

◆会場での質疑応答

『「こんな大きなことがあっても私たちは今、問題なく生きているじゃないか」という声もあると思うが、監督はどう思うか?』との放射能被害についての問いに、監督は『「問題なく」かどうかは、そもそも検証されてきていないので、今の状態が「なにもおきていない」のか、もしくは「なにかおきているのか」を知るためにも、事件の解明が必要と思う』と応えました。

☆トーク後には、交流室で資料を展示し、参加者のみなさまと交流しました!

■3/31(日)渋谷 アップリンク:アンコール上映 二日目

上映後、調査を始めた調査団有志と監督がトークしました!

前半は、監督から取材の裏話から3.11を受けてのTV放映、映画化への流れや、
当時の被害についてなどを、資料を紹介しながら語りました!

 

そして、監督の映画化・公開の目的の一つでもある「市民レベルでの調査を呼びかけたい」
という思いに呼応し、調査を始めた調査団有志から代表二名(前川さん・宮沢さん)が登壇!
調査への思いなどを約一時間にわたり、語りあいました!

 

◆前川さん
映画を観て監督の調査への呼びかけを聞き、<東京にいる自分が出来ることは何だろう?>と考え、【築地市場 寿司とビキニとマグロ、時々わたし】と題し、フィールドワークを友人たちと企画した。FBやメールで呼びかけ、11人が参加した。手探りで十分な結果は出せなかったが、自分たちの足で歩くことで、少しずつ情報や当時の状況が分かってきたりするのがロールプレイングゲームのようで面白かった。

「またやろう」という声があがり第二回目の開催も決定し、次につながる調査となったと思う。

 

Q.監督から
「3.1ビキニデーという記念日についてや、第五福竜丸事件といわれていることについてどう思うか?」
A.前川さん
「第五福竜丸にスポットをあてることで、他の1000隻以上の船の存在がかすれてしまってきたことはずっと気になっているが、第五福竜丸が寄港しなかったら事件が発覚しなかったというところでの重要性とシンボルとして伝え続けていく役割としては重要と思う。だからこそ、それによって存在を消されてきてしまったそれ以外の船に光をあてていきたいという思いを強く抱いている。なにより、無念の死を遂げた一人ひとりに思いを馳せないといけないと思っている。広島長崎ビキニ福島…と同じように続いている歴史をダイナミックに捉え、一人ひとりが出来ることから動くことがその第一歩で、それをまず自分がやらなければいけないと思っている。

◆宮沢さん
個人でウェブマガジンの発信していて、自分自身3.11を迎えてその姿勢がちょっと変わった気がしている。人やいのちが大事にされる社会にしていきたいという思いがより強くなった。いのちを落とされた方がたのためにも、私たちが出来ることで<社会が変わったよ>と言えるようにしたい。「X年後」を観て、日本は過去のことを精算・検証していない国のような気がして、そこを掘り返してでも追及していかないと、同じことの繰り返しになってしまう。だから当時のことを知っている人たちから話を聞けるうちにこの調査にも参加して、掘り起こしをして発信していきたいと思った。

Q.監督から
「3.11後に同じ轍を踏んでいくんじゃないか、ということに関してはどう思うか?」

A.宮沢さん
「日本は、社会保障についても事件を解明していくということについても弱いと思う。
市民の知らないところで国同士や政府間で決まってしまっているクニのかたちや仕組みがかえられるくらいのことができたらいいな、と(意気込みだけだが)思っている」

 

☆会場には、新小学6年生の男の子が、たっての希望でご両親とともに来場!
トーク後には監督に感想を寄せてくれました!

☆4/1(月)~ 特別上映スタート!

監督が「59年前の真実を知るため、どうしても観てほしい」と選んだ
亀井文夫2作品の同時期上映が実現!
なかなか観られない貴重な企画&作品群です。お見逃しなく!

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