放射能を浴びた[X年後]

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〜3.11後の日本に投げかける衝撃の告発〜 地方ローカル局が追った渾身のドキュメンタリー

ストーリー

1954年アメリカが行ったビキニ水爆実験。当時、多くの日本の漁船が同じ海で操業していた。にもかかわらず、第五福龍丸以外の「被ばく」は、人々の記憶、そして歴史からもなぜか消し去られていった。闇に葬られようとしていたその重大事件に光をあてたのは、高知県の港町で地道な調査を続けた教師や高校生たちだった。その足跡を丹念にたどったあるローカル局のTVマンの8年にわたる長期取材のなかで、次々に明らかになっていく船員たちの衝撃的なその後…。そして、ついにたどり着いた、 "機密文書"…そこには、日本にも及んだ深刻な汚染の記録があった―

南海放送(愛媛県松山市)では約8年にわたり、これまであまり知られることのなかった「もうひとつのビキニ事件」の実態を描いてきた。地元の被災漁民に聞き取りをする高知県の調査団との出会いがきっかけだった。制作した番組は「地方の時代映像祭 グランプリ」「民間放送連盟賞 優秀賞」「早稲田ジャーナリズム大賞 大賞」など、多数受賞。2012年1月に「NNNドキュメント」(日本テレビ系列)で全国放送され反響を呼んだ『放射線を浴びたX年後』に新たな映像を加えた映画化。

関連番組制作・放送受賞一覧

【制作放送歴】

「わしも死の海におった」「葬送の海」「メメントモリ」「棄てられたヒバク」「放射線を浴びたX年後」


【受賞歴】

「わしも死の海におった」
2004年 第24回 地方の時代映像祭 大賞
2004年 第4回 早稲田ジャーナリズム大賞(草の根民主主義部門)

「メメント モリ(死を忘れるな)」
2008年 第28回 地方の時代映像祭 奨励賞

「棄てられたヒバク」
2011年 平成23年度 日本民間放送連盟賞 テレビ教養部門


【南海放送とは】
1953年開局。2013年で開局60周年を迎える、愛媛県を放送対象地域とするラジオ・テレビ兼営局。創立以来ラジオ・テレビとも自社番組の制作力には定評があり、芸術祭大賞(テレビ)、民間放送連盟賞最優秀賞(ラジオ・テレビ)、日本放送文化大賞グランプリ(ラジオ)、ギャラクシー賞など数多く受賞。また海外でもアジアテレビジョンアワードグランプリ、ABU賞(アジア太平洋放送連合賞)など受賞し、地方局として存在感を発揮している。
開局日 1953年10月1日。
本社所在地  〒790-8510愛媛県松山市本町1-1-1南海放送株式会社

NNNドキュメントとは[日本テレビ系列 毎週日曜24:50〜 放送]

1970年1月に放送が始まった日本テレビと系列29局がつくる報道ドキュメンタリー番組。制作本数は、42年間で2100本あまり。「3分クッキング」「笑点」に続く日本テレビで3番目の長寿番組で、「文化庁芸術祭 大賞」「日本民間放送連盟賞 最優秀」「放送文化基金賞 本賞」などを受賞、品質の高さにも定評がある。社会の中で起きる様々な出来事…流行語にもなった「ネットカフェ難民」をはじめ、医師不足・学級崩壊・薬害汚染・派遣切りといった様々な社会現象に目を向ける一方で、人々の生きる力となる"希望"や"絆"を描いてきた。制作・著作がキー局だけではないことが大きな特徴で、地域の特性を生かした番組を制作している。

スタッフ

ナレーション:鈴木 省吾
朗読:保持 卓一郎
撮影:三本 靖二  向井 真澄
録音:山内 登美子
音響効果:番匠 祐司
ミキサー:山口 誠
宣伝配給協力:ウッキー・プロダクション
宣伝美術:成瀬 慧
WEB制作:travision Inc.
企画:口羽 則夫 宮部 選

映像協力:映画「ビキニの海は忘れない」製作実行委員会
「荒海に生きる」日本ドキュメントフィルム

写真協力:機関紙連合通信社
『第五福龍丸事件』焼津市

特別協賛:大一ガス株式会社

協力

登場して頂いた皆様

幡多高校生ゼミナール
太平洋核被災支援センター
公益財団法人 第五福竜丸平和協会
第五福竜丸展示館
全日本海員組合
平和資料館"草の根"
野口 邦和 高橋 博子
和田 忠明 奈路 広 竹峰 誠一郎
山根 和代 ?田 郁夫

日本テレビ系列 「NNNドキュメント」

Special Thanks 日笠 昭彦

南海放送
河田 正道
松葉 藤三
田中 和彦 中村 史郎 秋川 啓人 兵頭 英夫 清水 啓介
糸目 洋 松崎 良二 畦地 一久 一色 正明 首藤 章

広報
白石 享三 渡部 剛士 長野 耕 木原 悟
富永 哲史 松本 直幸 日野 聡 山内 孝雄
山本 英利 河野 淳 芳野 泰三 間 和史
乗松 義弘 三好 真一 高橋 司 山下泰則
松下 和明 永野 彰子 佐伯 りさ 三谷 隆司
鴨頭 宏臣 仲田 大輔 中井 康文 松枝 慧

プロデューサー:大西 康司
監督:伊東 英朗
製作著作:南海放送

南海放送開局60周年記念事業

推薦・受賞歴一覧

≪推薦≫
文部科学省選定(青年向き・成人向き)
日本映画ペンクラブ推薦
カトリック中央協議会・広報推薦

≪受賞歴≫
第50回ギャラクシー賞 報道活動部門<大賞>
平成25年度 日本民間放送連盟賞 特別表彰部門<「放送と公共性」最優秀>
第40回放送文化基金賞<放送文化部門>
2015年度 日本記者クラブ賞<特別賞受賞>
2012年 第86回キネマ旬報ベストテン<文化映画部門>
2012年度 日本映画ペンクラブ・ベスト5<文化映画部門>
第30回 日本映画復興賞<復興奨励賞>
第4回 座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル コンペティション部門入賞
第11回 世界自然・野生生物映像祭<審査員特別賞> JAPAN WILDLIFE FESTIVAL <Special Jury Award>
第37回2012年シネ・フロント読者ベストテン<日本映画部門>
2012メディア・アンビシャス大賞<映像部門>
第1回グリーンイメージ国際環境映像祭<大賞>

≪映画祭≫
ハワイ国際映画祭2013スプリングショーケース正式出品

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