ギャラクシー賞 報道活動部門大賞 贈賞式レポート
2013/6/3(月)第50回ギャラクシー賞の発表と贈賞式が行われ、「X年後」が報道活動部門で大賞を受賞しました!
【第50回 ギャラクシー賞 報道活動部門 《大賞》】
≪太平洋核実験被害の真実を伝える「放射線を浴びたX年後」映画自主上映を含む報道活動(南海放送)≫
[ギャラクシー賞・報道活動部門とは]
毎年の優れた番組やCMに対し、ギャラクシー賞を贈ってきた放送批評懇談会により、
一つの番組枠を越えて継続的に報じたり、ある番組の1コーナー での報道が社会に
重要な問題提起を促すきっかけとなったような優れた活動に光をあて、放送が本来持つ
社会的意義を見直し、放送における報道活動の あり方を議論すべく、とくに地域の
放送ジャーナリズムの活性化を支援していこうと設立された部門です。
*第50回ギャラクシー賞入賞作品一覧はこちら
→http://www.houkon.jp/galaxy/50nyushou.html
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この賞は、「作品」にとどまらず、自主上映活動や、その後の展開を含めた活動に対しいただいたもので、
これまでのギャラクシー賞報道活動部門での映画関係の受賞は初となります!
*贈賞式会場には報道陣はじめ、多くの関係者が参加されていました!
*大賞発表後、舞台の両側にある大型スクリーンに映し出される「X年後」。
そして、賞状とトロフィーを受け取りました!
【伊東英朗監督:受賞時あいさつ】
このような晴れやかな賞をいただけて本当に嬉しく思っています。
私たち南海放送でも嬉しく思うのですけれど、一番は、何も知らずに
亡くなっていった被ばく者の人たちに、まず届けたいと思います。
映画にしたのは、この事件の調査をしてほしいという呼びかけのためでした。
今日、たくさん、ジャーナリストの方や、メディアの方がお集まりいただいて
いますが、この機会をお借りして、みなさんにお願いしたいのですが、
第五福竜丸事件ということで記憶が矮小化されて世界的規模の被ばく事件
というのが、いまの人たちの記憶から消えてしまっています。
この事件をぜひ、みなさまのお力を借りて、伝えて、そして、そのことを解明
することで、いまの福島ということもみていただいていけたらと思っています。
この場を借りて申し訳ないですが、ご協力いただけたらと思います。
本日はありがとうございました。
Q.司会:映画化までされて何か少し動きのようなものがありましたか?
A.伊東:若者たちが調査を取り組み始めています。少しずつですが、
これから事件の解明につながってほしいな、と思っています。
【伊東監督:贈賞式後のコメント】
この事件をこうやって評価して頂くことができました。
会場では、いろんな人にお礼も言いたかったのですが、
何より、事件解明のことを伝えたいと思い、この場をお借りして
調査の呼びかけと、メディアの皆さんへ協力をお願いしました。
これからもこのビキニ事件の解明につきよろしくお願いします。
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★贈賞式動画
6/3(月)日本テレビ【NEWS ZERO】トピックスで放送された映像が、
日テレNEWS24で視聴できます!(15秒CMの後、再生されます)
http://www.news24.jp/articles/2013/06/04/07229801.html
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(左から:大西康司プロデューサー、伊東英朗監督、NNNドキュメント日笠昭彦さん)
<つくった人、上映する人、広げる人、観る人…>
そんな、関わるみなさんの力で受けることができたこの受賞を励みに、
これからも、ともに輪を広げていけたらと思います!
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