放射能を浴びた[X年後]

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【ラジオ出演:INTER FM “Flash Point”(DJ:石川實)】

カテゴリー:トピックス, メディア掲載, レポート

【ラジオ出演:INTER FM “Flash Point”(DJ:石川實) 全2回 2015年12月4日、12月11日】

世界に散らばる様々なニュースやトピックスについて、DJ石川實さんがリスナーと一緒に考え、新たなムーブメントを作り出していくINTER FMの番組「Flash Point」(毎週金曜23時~24時)。そのゲストコーナーに、12/4と12/11の二週にわたって伊東監督が出演しました!

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一週目となる12/4の放送にて、太平洋核実験による被害の大きさについての伊東監督の説明を聞いて、終始驚きを隠せない様子の石川さん。アメリカとイギリスによって120回もの実験がおこなわれたにもかかわらず、なぜかその後、事実が歴史に埋もれてしまっていること、また当時、(第五福竜丸事件の後)なぜ放射能検査が短期間で打ち切られたのか、ということについてなど、話題は尽きませんでした。

また、『X年後2』について石川さんは、「前作によって投げられた石が波紋を作り、その波紋同士が広がった作品だと感じた」と、絶妙な言葉で表現してくださいました。

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続いて二週目となる12/11の放送では、当時の室戸で厳しい緘口令(かんこうれい)が敷かれていたこと、その背景には、「(事件が表沙汰になって魚が売れなくなることで)家族を路頭に迷わせたくない」という漁師さんたちの苦しい思いがあったことを語る伊東監督に、石川さんは「漁師さんの側からすると、自分が苦しむか、家族を路頭に迷わせるか、という選択しかなかったのですね・・・」と漁師さんたちの心情に思いを馳せていらっしゃいました。

伊東監督は「何も語らず、魚を水揚げした漁師さんたちを”なぜ、言ってくれなかったの!?”と責めるべきではない。なぜなら彼らは被害者なんです。加害者はあくまで、核実験を行った人たちです。」と訴えるなど、あっという間の20分間でした。

石川さん、そして放送を聞いてくださった皆様、どうもありがとうございました!

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