放射能を浴びた[X年後]

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『放射線を浴びたX年後2』を推薦します

衝撃的な事実を掘り起こし、体験者・証言者を探し、当たり、確かめ、私たちに 突きつけてくれた『放射線を浴びたX年後』と合わせて、この二作品は日本人 全員、必見の映画であり、その内容は我々の共通認識とならねばならない。アメリカの水爆実験による被曝が第五福竜丸だけで済んだはずはない、と漠然と思ったのに、いつの間にか忘却の彼方に追いやっていた。それを振り出しに戻してくれた。感謝。

――― 高畑 勲(アニメーション映画監督)

前作同様、国がやらなきゃ自力で調べる映画だった。その力に感動してしまうんだけど、どう考えてもおかしい。感動してる場合じゃない。何なんだろう、この死人に口なしの状況は。生きるためには知るしかない。

――― 松江哲明(ドキュメンタリー監督)

放射能と共存する社会を、次世代に残したことは、残念です。
本篇は登場する川口美砂さんがとてもよくて、救われます。

――― 早乙女勝元(作家)

第五福竜丸がニュースで報じられたのは、私が小学校3年生の時でした。
親たちも子どもたちも先生たちも、皆、放射能の恐ろしさを感じ口にしてもいました。その後、私の周囲は(大人になってからもずっと)核の危険性を認識し語る人たちが殆どでしたが、当時被害にあった人たちの故郷では逆に語る口を閉ざしていたと知り衝撃を受けました。でもその扉を遺児である川口さんや大黒さんが開けていることに感謝し、応援していきたいです。

――― 渡辺一枝(作家)


一般感想

【映画について】X年後を観た時も、一高校教師が生徒たちと史実を一つ一つたどる姿に感動したことを思い出しました。どこか、日本人は(日本人に限らずかもしれませんが)すぐに臭いものにはふたをしてしまうところがありますが、歴史を現代の目で追い続けていくことは後世にとってとても大切なことだと思います。このことを他人まかせにせず、私も、今所属する市民活動を通じて、少しでも史実にせまりながら一方でこれを伝承していけたらと思います。

【トークについて】映画に対する伊東監督と川口さんの想いを聞いて、あらためてもう一度見たいと思いました。できれば別の機会のコンタクトをとらせていただき、新たな場所で対話する場が設けられたらと思います。
【映画について】核実験は今後絶対にやらせてはいけないと思います。明るい内容の映画ではなく、大変シビアな内容でした。

【トークについて】私たちが普段食べている食品の安全を疑わせるもので、大変貴重なお話でした。ぜひともアメリカに謝罪させ、さらに真実を明らかにさせてください(まだ、隠したりしているかもしれないので。)
【映画について】見ごたえがありました。汚染されてない所に行ってみたい。

【トークについて】お二人の話すごく聞きやすく、興味深かったです。アララ、ユスザイさんの声が、世界に届いているように、監督の気持ちが届けばいいなと強く思います。日本だけの問題ではなく、米本土や、その他の国の問題でもあるので、希望はあると思います。
【映画について】X年後1の方を知りませんでした。そのため導入が少し分かりづらく、どのように放射線につながるのか?と思いながら見させて頂きました。第五福竜丸のことしか知らなかったので驚きました。知らない事を教えてもらってありがとうという気持ちです。福島のことにも考えさせられました。
【映画について】子供の頃黒い雨が降る、や放射能の雨が降ると言われていた理由が解明されました。真珠湾を攻撃されることを知っていたにもかかわらず民間人を見殺しにしていたと同じように、アメリカ国民が被ばくしていることを知らせていないことですね。今でも東北にボランティアに行っていますが、南相馬のあたりは、いまだに車が走っておらず家に明かりがついていません。解決策があるとよいのですが…。人々が幸せになれるように、なることを祈ります。

【トークについて】川口さんがX年後1を観たときの感想の言葉が印象的でした。
【映画について】情報を遮断されることの恐さ、人間のもつ恐さとやさしさ、科学のもつ正と負の面など、繰り返し心に刻まねばならないことを再確認しました。広く公開され多くの人にみて考えてほしい映画です。

【トークについて】苦しいこと、つらいことの現実から目をそらしてしまう人間の弱さや習性というものに自分も陥っていることに気付かされた。監督の想いが強く響き共鳴しました。
【映画について】第五福竜丸だけではないことを知っていたつもりでしたが、肝心の遺族、そして生き残った人の悲しみと無念を忘れていた。都合の悪い事実を政府が隠すなら、私たちは努力して暴くよにしなければならない。

【トークについて】監督の言葉通り、福島をオリンピックでまぎらわそうとしていることが分かった。
【映画について】今までよく知らなかった、大事なことがよく表現されていて、川口さんのおとうちゃんは酒の飲みすぎで死んだんではないという視点から描かれていて、ドキュメンタリーとはいえ、なにか人の心を動かす作品になっていると思う。ナレーション、音などもとても良かった。

【トークについて】監督のお話はいろいろな事を非常によく調べていて、信念をもって仕事をしているということが分かった。今後も頑張ってください。
【映画について】放射能をなめてました。衝撃を受けました!

【トークについて】もっと色んなことを聴きたかった。
【映画について】3.11で千葉から引っ越しました。2350ベクレルの土地から300ベクレルの神奈川の土地へ。(子供が土をさわる年頃だったので)もっと濃い地域の土地の人はどうなるのか。映画を通じてあらためておそろしくなりました。

【トークについて】アメリカに腹が立ちました。アメリカ本土も汚染されていたとは驚きでした。
【映画について】福島の原発事故はコントロールされていると、東京に2020年にオリンピックを承知するため、アベは言い切った。しかし現状では汚染水の垂れ流し、放置状態が続いている。「ただちに健康に影響はない」X年後にどうなるか?福島原発事故の除染作業員がガン発病し、それが労災認定されたと報じられた。ガン発病と原発放射能との因果関係を厳しく労災認定では問われるとのこと。「原発事故X年後」はどうなるのか考えさせられた。

【トークについて】放射能汚染物摂取し続けている危険性に驚いた。アメリカ人が原爆ひばく事実を知らされていないこと。
【映画について】初めて知った内容だったので、とても衝撃的でした。TVドキュメンタリーを観ているようで、すごくわかりやすかったですし、入り込みやすかったです。ひとつ質問があって、何を得られたら終わりになるのかが気になりました。(すごくむずかしいとは思いますが・・・)見たら本当に勉強になりますが、1800円払ってみるのかとなると少し難しいのかなと少しだけ思いました。ただ本当にいい映画を見せていただきました。ありがとうございました。

【トークについて】監督の想いは、よく伝わりました。エネルギーもすごいと思います。謝罪が最終目的というのもよくわかりました。とても有意義なトークでした。あまりここまでいいトークってないので、最後まで残ってよかったです。
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