月別アーカイブ: 2015年12月
2015年12月16日 ドカント1月号
「アメリカ核実験の問題を扱ったドキュメンタリーが話題に!伊東英朗監督 ~幼稚園の先生からテレビディレクターへ!~」
12/16発行の求人情報誌「ドカント」内の連載シリーズ「アンダーグラウンド仕事人列伝」にて、伊東監督のこれまでの人生が漫画化され、さらにインタビューも掲載されました。
(原作:井川楊枝 漫画:富沢みどり)
http://www.dokant.com/
【メディア掲載:高知新聞 2015年12月7日~12月14日】
「米の太平洋核実験 実態は ~室戸出身女性が調査~」
12/7~12/14の高知新聞に、”おんちゃん、聞かせて ビキニ核実験を追う”と題して、川口美砂さんや大黒正仁(ペンネーム:和気一作)さんの活動が全7回の連載で紹介されました。
【レポート:山梨・テアトル石和での公開初日監督トーク 2015年12月12日】
本日より『放射線を浴びたX年後2』の公開がスタートした山梨・テアトル石和に、伊東監督が愛媛から駆け付けて、トークをおこないました。
1回目のトークでは、事件との出会いから継続調査の裏側や、山梨を含む日本中に残る被ばくの実態といった内容に、会場のみなさんが真剣に耳を傾けてくださいました。
また、2回目のトークでは、事件の全容解明に向けて取り組むなかで、依然、曖昧模糊とした状況に悔しさを滲ませながら、そのしわ寄せを受けている被害者の方々に対して「謝罪と補償」を求めていきたい、と語りました。そして「記憶の矮小化」を防ぐためにも、一人一人が伝え方を含めて考え・取り組み続けていくことの大切さを訴えました。
テアトル石和での『X年後2』の上映は、年明け1月15日までです。
また、急遽、前作『X年後1』の上映も決定しました!
この機会に、ぜひ、お誘い合わせのうえご来場下さい!
http://www.csc.co.jp
【ラジオ出演:INTER FM “The Dave Fromm Show” 2015年12月11日】
Dave Frommさん厳選のRock Tuneと共に笑いと毒を発信する、INTER FMの陰謀ROCKバラエティ番組”The Dave Fromm Show“(毎週月曜-金曜18時~20時)。メインDJのDaveさんに、文筆家でもあるDJジョー横溝さんが加わって送る「Joe’s Selection」コーナーに、伊東監督が生出演しました!
当日の午前中に『X年後1』『X年後2』を続けて一気に観たというDaveさんが、開口一番「恥ずかしながら、アメリカ人である僕がビキニ事件のことを初めて知ったのは、今から10年ぐらい前。学校でも習わなかった」と切り出し、事件の概要や、実験時すでにアメリカが本土まで汚染が及ぶことを想定して各地にモニタリングポストを設置したという事実に、本当に驚いた…と率直な感想を述べられました。
続けてジョーさん(伊東監督も思わず唸るほど、丁寧に作品を観てくださっていました!)も、「漁師さんたちが何も知らずに汚染された海水を使っていたなんて、ものすごくショッキングだった」と語り、Daveさん、伊東監督とともに、事件の問題点を考えていきました。
また、監督がずっと続けているアメリカ政府が持っている文書探しについて、英語が苦手で苦戦していることを伝えたところ、DaveさんとJoeさんは「ぜひ、英語ができるリスナーや、アメリカ国籍を持つ人たちに協力を呼びかけよう!」と策を練ってくださいました。(こちらについては、次回の放送で詳しく述べて下さる予定です!)
放送後に、みなさんから「ぜひ番組としても、継続して協力していきたい」と力強い言葉をかけていただき、大感激の伊東監督でした。
Daveさん、Joeさん、どうもありがとうございました!
http://www.interfm.co.jp/dave/blog/2015/12/11/18/42/
左からAliさん、Daveさん、伊東監督、Joe横溝さん
【ラジオ出演:INTER FM “Flash Point”(DJ:石川實) 全2回 2015年12月4日、12月11日】
世界に散らばる様々なニュースやトピックスについて、DJ石川實さんがリスナーと一緒に考え、新たなムーブメントを作り出していくINTER FMの番組「Flash Point」(毎週金曜23時~24時)。そのゲストコーナーに、12/4と12/11の二週にわたって伊東監督が出演しました!
一週目となる12/4の放送にて、太平洋核実験による被害の大きさについての伊東監督の説明を聞いて、終始驚きを隠せない様子の石川さん。アメリカとイギリスによって120回もの実験がおこなわれたにもかかわらず、なぜかその後、事実が歴史に埋もれてしまっていること、また当時、(第五福竜丸事件の後)なぜ放射能検査が短期間で打ち切られたのか、ということについてなど、話題は尽きませんでした。
また、『X年後2』について石川さんは、「前作によって投げられた石が波紋を作り、その波紋同士が広がった作品だと感じた」と、絶妙な言葉で表現してくださいました。
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続いて二週目となる12/11の放送では、当時の室戸で厳しい緘口令(かんこうれい)が敷かれていたこと、その背景には、「(事件が表沙汰になって魚が売れなくなることで)家族を路頭に迷わせたくない」という漁師さんたちの苦しい思いがあったことを語る伊東監督に、石川さんは「漁師さんの側からすると、自分が苦しむか、家族を路頭に迷わせるか、という選択しかなかったのですね・・・」と漁師さんたちの心情に思いを馳せていらっしゃいました。
伊東監督は「何も語らず、魚を水揚げした漁師さんたちを”なぜ、言ってくれなかったの!?”と責めるべきではない。なぜなら彼らは被害者なんです。加害者はあくまで、核実験を行った人たちです。」と訴えるなど、あっという間の20分間でした。
石川さん、そして放送を聞いてくださった皆様、どうもありがとうございました!